【家系図作成に役立つ動画】1000年前までさかのぼる家系図作成の全体像1/7

まもなく8000回再生^^

8年も前にあげた動画ですが、家系図作成を考えてる人には必見です~。

文章にすると下記の様な感じでーす。

【家系調査の全体像】

大まかに家系調査の全体像をお伝えすると

古代(1000年以上前)

平安時代

鎌倉時代

室町時代

戦国時代(約500年前)

江戸時代(約400年前)

明治時代(約150年前)

大正時代

昭和時代

平成時代(現代)

という現代から1000年以上前までの全体像があります。

江戸末期~明治初期まで、150~200年前までは戸籍調査でわかります。
平均して4~5代上のご先祖様までわかります。

次に江戸時代(150年~400年前の250年間)の調査ですが、ここでの調査は菩提寺又は本家の過去帳が重要になります。その他に墓石・宗門改帳、武士であれば武士の系図が重要です。

過去帳というのは、ご先祖様の戒名・俗名(生前のお名前)歿年が書かれています。

江戸時代初期(1664年)に寺請制度というのが始まり基本的に全国民の過去帳が菩提寺に備え付けられるようになりました。

また、江戸時代は人の移動に制限があり、お寺を変えることにも制限があったので一つの寺に代々のご先祖様が葬られている可能性が非常に高いです。

この過去帳を入手することで江戸初期(350~400年前)まで一気にさかのぼり、戸籍調査の上に7~10代程度のご先祖様を判明させることができます。

また、武士であった場合藩に提出した武士時代の系図が見つかれば過去帳に頼らずとも一気に江戸初期(350~400年前)までさかのぼれる可能性があります。

ここまでが下からさかのぼって行く調査で、同時に天皇家(あるいは藤原氏)から下ってくる当家の家系の流れを調べたいところです。

1000年前まで一代も漏らさず全てのご先祖様が判明しつながるということはどの家でもかなり難しいです。

特に戦国時代は資料が少なくこの間の空白を埋めれる家は非常に少ないです。

間に何代か、数十年か数百年かの空白ができるかもしれませんが1000年前からの大きな家系の流れは把握できる可能性はどの家でもあります。

いずれにせよまずはどの家でも戸籍調査が絶対に必要です。

その上でさらに関心あれば戸籍以上の調査方針を立てることが重要です。

一番古い戸籍を見て、ご先祖様が江戸末期~明治初期に住んでいた場所を確定させる。

ご先祖様のお名前やお住まいだった地より、暮らしぶりや武士かどうかを推測する。

戸籍以上にさかのぼれる可能性を推測し、以降の調査方針を立てる。

という流れが必要です。